納豆キムチ目玉焼き丼を食べました

f0084436_23265016.jpg●昼食:納豆キムチ目玉焼き丼
●夕食:セビーチェ、じゃがいものチーズソース、鶏肉の香菜焼き@渋谷「ミラフローレス」

<秋の風乞食は我を見くらぶる、と詠んだとき、一茶は胸郭の中で、ひびきあう哄笑の声を聞いた気がしたのだった。自嘲の笑いだった。成美は一茶の句の変化を面白いとも言ったが、それよりはむしろ懸念のほうを語りたかったように見えた。
 成美は正確に見ている、と一茶は思う。新しい傾向の句は、句の巧拙を越えて、内側から押し出してこようとする。押さえきれずに衝きあげてきて、時にはほとんど句のあるべき形さえ破ろうとするのである。成美のお気に召さなかったのは当然だった。>(藤沢周平『一茶』文春文庫)

 江戸時代に活躍した小林一茶。俳諧師って、現代のフリーライターみたいなものでしょうか。野心、情熱、自負、焦り、嫉妬、屈辱、哀しみ、孤独。そして生まれる自嘲の歌。かなり暗いトーンの小説なのになぜか励まされます。しばらく藤沢周平にハマりそうです。
by jikkenkun2006 | 2010-01-25 23:26 | 食日記 | Trackback | Comments(3)
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Commented by 一茶ファン at 2010-01-27 15:56 x
小林一茶がフリーライターって・・・。もしかして自分と重ね合わせてるの? お こ が ま し い!
Commented by musasabi-sapana at 2010-01-29 12:43
「一茶」は面白かったね。
かなり自虐的だし、たぶん合コン会場にいたら(笑)
モテるとは言いがたいけど、なんだか人間的でにくめない人。
うちの親に本を貸したら面白かったと言って友人に回ってるみたい。
Commented by jikkenkun2006 at 2010-01-29 13:46
>musasabi-sapanaさん
コメントありがとうございます。合コンに一茶、最高の光景ですね。あの文庫、僕も親父に回す予定です。


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