食事会に誘いたい人

こんばんは。大宮です。
外食というか会食が趣味のようになっています。
その多くが仕事がらみですが、完全にプライベートなランチや飲みも週一ぐらいの
ペースであります。
好きな人たちと会っておしゃべりしながらおいしいものを飲み食いする、
これ以上の喜びが他にあるでしょうか?

お誘いを待っていてもたまにしか来ないので、僕のほうからちょっとした同窓会を
企画したりサシ飲みを提案したりすることが多いのです。お店を探したり予約したり
するのは嫌いじゃないし、たまには自分で料理を作ってしまいますよ。

では、食事に誘いたい人と誘いたくない人はどこが違うのでしょうか。
知人・友人ならば誰でも誘いたいわけじゃありませんよ。
誘いたくない人に関しては5年前にこんな文章を書いたので、今回は食事会に
誘いたい人の3か条を書きたいと思います。

(1)返事が早くて約束を守る人
いつも一緒に行動するような「親友」はいない僕ですが、3ヶ月に一度ぐらいの
ペースで映画を一緒に観たりパスタを食べに行ったりする友だちがいます。
彼は海外営業の仕事をしているので、ときどき日本から離れているのですが、
お誘いメールをすると滞在先ホテルからでもすぐに返信をくれます。
で、一度約束したら「急な仕事が入った」程度の理由で約束を破ることは
ありません。待ち合わせに5分遅れるだけでもわざわざメールをくれます。
ちなみに、それは一族の家風らしく、親戚の集まりでは指定時間の1時間ぐらい前に
約束の場所に着いていないとおじいさんなどに叱責されるらしいです。
ちょっとやりすぎな気もしますが、素晴らしい家庭教育だと思います。

(2)喜びや感謝をきちんと言葉に出す人
お店を選んだり家飲みを主催したりすると、「みんな楽しんでくれたかな?」と
気になるものですよね。
「すごくおいしくていい店だね」「今日は本当に楽しい。私、帰りたくない」なんて
笑いかけてくれたり、「忙しいところ企画してくれてありがとう。久しぶりにみんなに
会えてうれしかった」と労ってくれると、気疲れが吹き飛んでしまいます。
たまにはご馳走することもあるのですが、そのときはちゃんと「ご馳走様でした」
という一言がほしいですよね。わざわざ丁寧なお礼メールなんて送ってくる人は
またすぐに良き店に連れて行きたくなります。
逆に、ボランティアで食事会を主催しているこちらの苦労も知らず、会の仕切り方や
料理などに文句をつけてくる人は最悪です。いつだったか、主催者である僕が酔い
潰れて寝ていると思ったのか、「酒が足りないんだよな~」などと陰口を叩いた男が
いました。以来、彼は二度と遊びに誘いません。

(3)会計や片付けなどの「後始末」を気持ちよくできる人
早退や遅刻を理由に会費の値引きを主張する人がたまにいますが、あさましいと
いうか野暮ですよね。「雰囲気を壊してごめん」と余分に出すぐらいがちょうどいいのに。
酔ったふりをして会費を払わずに帰ろうとする人もごくたまにいます。ごまかせると
思ったら大間違いです。そういう人の卑しさはたぶん一生忘れません。
先日、学生時代の友人などと飲み会をして、二次会は僕が払って帰りました。一次会は
「社長」がおごってくれたので、二次会は僕が出してもいいかな、と思ったのです。
すると、後日に一人からメールがあったのです。「こないだの会計をちゃんとしてないので
自分の分を払いたい」と。で、本当に払ってくれました。彼の清潔さと律儀さに少し感動
したのでした。
キャンプやホームパーティなどの場合は、片づけを率先してやる人がありがたいし
素敵だな感じます。見た目が美しくても気が利かずに腰も重い人は魅力が激減しますよね。

以上3点をまとめると、「思いやり」というありきたりな言葉に行き着きます。
自分が主催する側だったらどんな客であってほしいか、を自然と想像できるということですね。
一生懸命に会を主催した人への思いやりや気遣いがある人は、きっとまた新たな食事会に
招かれることでしょう。

ここから話は飛躍しますが、人口減少などによって経済が縮小しつつある今後の日本社会では、
「会社の正社員でありさえすれば給料は伸び続けるので、友だち付き合いや近所付き合いを
しなくても一人もしくは家族だけで生きていける」という従来モデルは通用しなくなると思います。
むしろ、金を使わなくても一緒に楽しく過ごせて有用なモノや情報を交換できる、温かい
人間関係を広くゆるく築くことがますます重要になるでしょう。

仕事がらみでない食事会は、この新しい局面で楽しく生き延びていけるか否かの試金石
なのです。
食事会に誘われ続ける人は仕事能力はイマイチでも生活が豊かになり、少しぐらい金持ちで
仕事ができても食事会に誘われないような人は経済的にも精神的にもだんだん貧しくなる。
そんな時代がすぐそこに来ているような気がします。
by jikkenkun2006 | 2011-05-22 23:58 | 週末コラム | Trackback | Comments(3)
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Commented by katojun at 2011-05-23 01:56 x
いつも拝読させて頂いております。シンプルでもとてもいいコラムでした。人間関係とか、「あたりまえ」のことが大事なんだと思います。
Commented by AK at 2011-05-23 09:35 x
会社・仕事という枠組みがはずれても持続する人間関係は大切にしたいと常々思っています。自分がこうしてもらったらうれしい、と思うことを相手に対して態度や行動として表せるようにいつも気をつけてますが、まだ青くて若かった頃はそういう気持ちの余裕が足りなかったな・・・
Commented by jikkenkun2006 at 2011-05-23 20:03
>katojunさん
コメントありがとう。当たり前のこと、大事なのに難しいですよね…。

>AKさん
青くて若かった頃は気持ちの余裕が足りないって、わかる気がします。そう考えると、年齢を重ねることが嫌ではなくなります。


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