「陰」な人が無害に明るく生きていくための2箇条

おはようございます。大宮です。
おしゃべりのネタとして、人間を2種類に分けるのって面白いですよね。
先月の「スナック大宮」でお客さんから聞いた話は、「童貞的な人とプレイボーイ的な人は、初キスの相手や状況を詳細に覚えているか否かで分けられる」というものでした。

ただし、「面白い」を通り越して、我が身を真剣に振り返ってしまう分け方もあります。
接骨院を経営している友人から聞いたのは「人間は陽と陰に分けられる」。
体温が高くて活動的で前向きなのが陽で、体温が低めで不活発で内向的なのが陰。
この体質というか性質は変化することもあるけれど、基本的には生来のものらしいです。

この話を教えてくれた友人(愛知在住の女性)は、自他ともに認める陽の人間。体が常に熱いのだそうです。
1人で施術している接骨院はキャンセル待ちになるほど人気で、平日は朝から晩まで体を使って仕事しています。
週末になると、勉強会や遊びのために関西や東京に車で出かけ、また夜通し運転して愛知に帰って来て、仮眠を取ってからスポーツを楽しみ、夜は飲み会に参加、少しだけ寝て翌朝から仕事、みたいな生活を送っています。
体力もさることながら、好奇心や気力が尋常ではありません。

残念ながら、僕は陰の人間です。
活動的になれるのは調子がいいときでも1日のうちに4~6時間程度。この時間ならば、見知らぬ人に会っても前向きに接することができるし、原稿などの文章も比較的明るいトーンになります。
しかし、その他の長い時間は眠くなったり疲れたりぼんやりしてしまうのです。起きている時間の大半は「どちらかといえば陰」。1日中やる気が起きないことも少なくありません。

寝る前などには特に陰な数時間があります。
いろいろなことが不安になり、自信がなくなり、失敗や屈辱の経験を思い出し、嫉妬や恨みが増幅し、やるせない気分になるのです。
このタイミングで他者とコミュニケーションをすると、会話も文章も嫌味と悪口が充満してしまいます。
悪意を投げると悪意が返って来ますよね。
不特定多数に向けて発する原稿などの文章だと最悪です。このブログの記事も含めて、陰の気分で書いて発して後悔した経験が何度もあります。

とはいえ、今さら「陰から陽」に変わるのも難しいでしょう。
体質改善を試みてスポーツジムやダンス教室に通ったこともあったのですが、着替えるのが億劫だったり疲労が蓄積したりハイテンションな周囲に圧倒されたりで、余計に陰になるというアホな結果に終わりました。

陰な自分を受け入れつつ社会で楽しく生きていくには、次の2つを守るしかないと思い至りました。
まず、陽でいられる数時間を確保するための環境整備に努めること。8時間以上の睡眠や温かい服装、腹八分目のおいしい食事、頻繁な気分転換、清潔な居場所(アレルギー性鼻炎なので)、良好な人間関係、ささやかな貯金が僕には不可欠です。
コミュニケーションや生産活動はこうして生み出したわずかな時間に集中させます。

やがて陽であることに疲れ、陰の時間がやってきます。
このときはネットの利用を控え、家族(妻)以外との会話もできる限りしない。電話に出なくてもいい。原稿は絶対に書かない。
陰なときはとにかく何の判断も行動もせずにやり過ごすのです。運悪く誰かと飲んだりしていたら、曖昧な笑みと曖昧な返事に徹して、意見表明はせず、可能な限りさっさと引き上げる。帰ったら布団を敷いてすぐ寝ちゃってもいいし、散歩したり、映画を観たり、音楽を聴いたり、マンガを読んだりするのも良しとしましょう。

陽な人間に比べると、陰な人間の生産性は明らかに落ちます。
テンション低くてつまらないヤツだな、と思われることもあるでしょう。
でも、焦って行動して悪意をばらまくような結果を生み出すよりはるかにマシ。
無理のきかない陰な人間に無理は禁物なのです。
あ、ちょっと書き疲れてきたので、そこらへんを散歩してきます……。
by jikkenkun2006 | 2014-01-13 10:12 | 週末コラム | Trackback | Comments(2)
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Commented by AK at 2014-01-13 18:35 x
思考が陰に向いている時は、私もあまり生産性が上がらないのでそういうことと関係なくできること、仕事だったらルーチンでどうせやらなければならないこと、プライベートなら淡々とカラダを動かすこと(掃除とかスポーツとか)に当てるようにしています。
あとあとまで残ってしかもネガティブな反動が返ってくるかもしれないもの(文章とか、作り置きの料理とか)は冬洋さんと同様、手を出さない、というのに賛成です。。。
Commented by jikkenkun2006 at 2014-01-13 21:55
>AKさん
コメントありがとうございます。陰のときは作り置きの料理もしないというのがおもしろくて納得です。


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