後から食べよう

 こんばんは。大宮です。先週から続いていた取材と原稿締切ラッシュが山を越えたので、すでに週末ではありませんがコラムを書きたい心境です。

 高校時代ぐらいから「がっついて」食べることを覚えてしまった僕ですが、あんまり速く食べると体に悪いらしいですね。でも、小学生ぐらいまでは料理によっては妙に食べるのが遅かった記憶があります。

 嫌いな物(昔はピーマンが食べられなかったな)が出たときではありません。残したら母に怒られるので目をつむってさっさと食べてしまいます。邪魔者が視界から消えたとき、眼前に並んでいるのは好物(豚肉とか)ばかり。すると、僕と2歳上の兄の食事スピードが妙に落ちるのです。

 小さい頃の好物ってだいたい似てますよね。友だちの少なかった僕は、毎日のように兄にひっついて遊んでいたので、味覚だけでなく微妙な心理まで似ていました。「周りの人がおいしい物を食べているのに、自分は食べられないのは嫌」という感覚です。もちろん、僕の分もちゃんとあるのですが、食べたらなくなっちゃいますよね。それが不思議で悲しかった(のび太くんのようなアホ感慨ですね)。

 もう自分のはないのに、親兄弟がうまそうに食べているのが悔しいのです。料理が残っている人が母の場合は「仕方ないわね」とちょっと分けてくれたりしましたが、兄はタチが悪い。悔しがっている僕の気持ちが手に取るようにわかるため、目の前でいかにもうまそうに肉をかじったりするんですよ。欲しくて欲しくて、泣いてしまったこともあった気がします。

 あまりにも愚かしい子ども時代の記憶ですが、現在の「早食い」課題の克服に応用できるかもしれません。女性と二人で食事に行ったとき、たいてい僕のほうが早く食べ終わってしまうのですが、「おいしい物は彼女の後からうまそうに食ってやろう」と考えれば、少しは食べるスピードが落ちるでしょう。そして、最後に残ったご馳走を食べているとき、彼女がうらやましそうな顔をしたら、「仕方ないなー」などと言いながら少し取り分けてあげるんです。
 ウホホ! 超甘い光景だぜ。
by jikkenkun2006 | 2006-07-24 20:09 | 週末コラム | Trackback | Comments(2)
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Commented by ずんだ at 2006-07-25 18:57 x
久しぶりのコメントです☆共同で使わせてもらっていたPCが壊れブログチェックできない日々を過ごしてましたが、本屋でURLを入手し満足しました(笑)私も幼少の頃は姉にくっついてました。あまり好きでナイものを負けずとつまみ食いしてました。(笑)甘い光景の実現願ってます(^0^)
Commented by jikkenkun2006 at 2006-07-26 04:34
>ずんださん
コメントありがとうございます! 同じような幼少期を過ごしていたんですね。食べ物のことって意外なほどよく覚えているから不思議です。


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