男は愛嬌、女はモラル

こんばんは。大宮です。
お酒を飲みながらグダグダしゃべるとき、どんなネタで盛り上がりますか。
黄金ネタはやっぱり「好きな男(女)、嫌いな男(女)ってどんなタイプ?」ですよね。
憧れている人が話し相手の場合、「そのタイプに俺も当てはまってるかも……!」とひそかに喜んだりガックリしたり。
「ブサイクな犬みたいな男がたまらなく好き!」
なんて真顔で言う女性と出会って大興奮したり。超楽しいです。

作家の田辺聖子さんは、可愛げがある男性が好きだと公言しているようです。

<可愛げというのは、女よりも男に必要な徳目である。
 私はいつも不審なのだが、なぜ世の母親は男の子に立身出世ばかり叱咤して励まして、可愛げを教えないのであろう。男の人生の成功の要素はよい妻にめぐりあい、彼女に支えられる部分が実に大きい。(中略)
 天性、持てる可愛げも、玉磨かざれば光りなしで、母親は男の子のうちに、「女の子に可愛がられるような」愛らしい性質を発見してやり、それを伸ばしていくよう、育てるべきである。
 人生の幸福、という点からいうと、学歴よりそっちのほうがずんと比重が重い。>

(田辺聖子『おせい&カモカの昭和愛惜』文春新書)

確かに、どことなく愛嬌のある男性って長い目で見ると得をしてますよね。
優秀でもなんか憎たらしい男性は寂しい人生を歩む気がします。

では、女性に必要な「徳目」は何なのでしょうか。
昔の人は「女は愛嬌」などと言っていたようですが、個人的には女の人に愛嬌は求めません。
僕はむしろ「あの人は愛嬌がない、肩肘を張っている」と陰口を叩かれるぐらいがんばっている女性に惹かれます。
ただし、愛嬌の代わりにモラルを持っていてほしい。

男性は基本的に上下関係や権力に弱いので、偉い人や大勢の意見に反対できないことが多いですよね。悪いことは悪いとなかなか言えません。
いざ反論しようとすると、恐怖心を隠そうとして不要に攻撃的になります。
「NOと言える日本!」などと絶叫したがる戦争好きな都知事みたいに。

でも、僕が尊敬する女性たちは気負いなく「私はそう思わない」と言える人ばかりです。
例えば、何人かで共通の知り合いの悪口を言っているとき。
●A男「あの人って本当に場の空気が読めないよね」
●B男「仕事ができないくせに態度はデカイ」
●C男「顔はもっとデカイ」
●男性全員「ハハハハ!」
●A子「体のことで笑っちゃいけないと思うよ」
●男性全員「す、すみません……」

男性と一緒に全力で働きながらも、組織の論理やパワーゲームに対してはどこか冷ややかな視線を保っていてほしい。地に足をつけていてほしい。
男性たちが浮き足立ったりおかしくなってしまったとき、サクッと正道を示してくれる女性はすごくカッコいいと思うし、ずっと一緒にいたくなります。

逆に言うと、どんなに賢くて美人で空気が読めても、モラルなき女性は魅力がないと僕は思います。
みなさんの「いい男、いい女」論も機会があったら聞かせてください。焼酎お湯割でも飲みながら。
by jikkenkun2006 | 2008-02-23 23:31 | 週末コラム | Trackback | Comments(0)
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