自炊を休みました

●昼食:アボカドサラダ、揚げ卵カレー煮、海南チキンライス@西荻「ムーハン」
●夕食:トマトのムース、刺身、鯵の干物、ハスだんご、焼きおにぎり、など@湯島「楽」

 東京新聞で小説『親鸞』の連載がスタートしましたね。著者の五木寛之によれば、親鸞は「悩みの天才」だったそうです。

<いま、なぜ親鸞か。
 それは私たちの時代がいままさに「疑」と「迷」の闇のまっただなかに滑りこんでいこうとしているからである。「貧」と「老」が切りすてられる時代がはじまったからだ。
 親鸞はまさにそのような時代に呼ばれた人物だった。彼の天才は知識ではない。論理でもない。人間が生きるために悪たらざるをえない状況において、その悪を深く知覚する天才だった。そして悩み多き時代に、人びとの何百倍も深く悩みぬく「悩みの天才」だったと私は思う。だからいまなのだ。>(08年8月31日『東京新聞』朝刊より抜粋)

 しかし、政治学者の姜尚中は『悩む力』(集英社新書)の中で、生死の意味を教えてくれる宗教の効用を認めつつも、次のように指摘してます。

<世界は科学と合理主義の洗礼を受けて「脱魔術化」された後ですから、どんな宗教も、近代以前の「宗教」に比べれば「擬似宗教」にならざるをえない>

 じゃ、どうすればいいのでしょうか。浄土真宗の開祖である親鸞を「偉い宗教家」ではなく「悩み深いおじさん」として位置づけ、その教えも「たくさんある参考意見の一つ」として聞いて、最終的には自分で悩んで答えらしきものをつかみ取るしかなさそうです。大変な時代に生まれちゃったな……。
by jikkenkun2006 | 2008-09-01 23:58 | 食日記 | Trackback | Comments(0)
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