目玉焼き+キャベツを食べました

f0084436_117986.jpg●昼食:目玉焼き+キャベツ、里芋のうどん味噌汁、など@東村山の実家
●夕食:野菜のグリル、ニョッキ、肉料理各種、など@西麻布「寺内」

 いつも持ち歩いているバッグに、文庫か新書を2冊入れておくようにしています。待ち時間や電車での移動時間などにパラパラ読むためです。一冊は純粋に読みたい小説やエッセイ、もう一冊は「読むべき」な気がする古典や評論です。前者に評論が入ることはほとんどないのですが、内田樹の著作は例外です。読んでいると、先生と同時平行でテーマを考える良質なゼミに参加しているような錯覚に陥ります。そして、「あっ、その通り!」とか「そうそう、俺もそういう人間になりたかったんだよ!」と声に出したくなるのです。例えば、こんな記述。

<トリックスターというのは、相反する二つの要素を自分の中に持っているもののことです。ほんらい人間はみな潜在的にはトリックスター的な存在なのです。一人の人間の中に、野生と文明、男と女、悪魔と神など背反する要素が共存しています。それが当然なんです。
 そういう複素的な存在で自分はあるということに自覚的な人は、いろんなものにつながりやすく、いろんなネットワークに接続しやすい。その人が触媒になって、それまで別個に機能していたシステムが組み合わさって緩やかな共同体ができる。そういうのがぼくは好きなんです。>

(内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』角川文庫)

 この文章を読んで、僕はトリックスターになりたい、いやすでにトリックスターなのだと決意したのでした。こういう読者、多いんじゃないかな。内田樹、恐るべし…。
by jikkenkun2006 | 2008-11-27 23:58 | 食日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://syokulife.exblog.jp/tb/9771073
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 納豆キムチ目玉焼き丼を食べました 『anan』11月26日号 >>