「実験くん」の食生活:月間読書録
2016-03-02T19:00:05+09:00
jikkenkun2006
ごはん大好きライター・大宮冬洋の食生活&コラムです
Excite Blog
中村うさぎ『私という病』、など
http://syokulife.exblog.jp/25009158/
2016-03-02T19:00:19+09:00
2016-03-02T19:00:05+09:00
2016-03-02T19:00:05+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
☆ル・グウィン『影との戦い』
〇植村直己『青春を山に賭けて』
〇田辺聖子『おいしいものと恋のはなし』
〇井深大『わが友 本田宗一郎』
☆内田樹『知に働けば蔵が建つ』
☆池波正太郎『鬼平犯科帳』(十四~十六)
〇高野秀行、清水克行『世界の辺境とハードボイルド室町時代』
〇内村鑑三『ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか』
☆内田樹、中沢新一『日本の文脈』
〇角田光代『それもまたちいさな光』
☆中村うさぎ『私という病』
注:〇は初読、☆は再読
30歳ぐらいの頃に付き合っていた元編集者の女性から、「あなたは体験レポをやっているけれど、中村うさぎにはなれないよ。あんなに壮絶な人生ではないでしょう」と指摘されたことがあります。表題作は、「男性から欲情されたい」という自分の欲望を分析するためにデリヘル嬢になってみた、という話です。久しぶりに読み返し、これほどまで自分に忠実かつ厳しい人の真似はできないなと改めて感じました。]]>
桜庭一樹『私の男』、など
http://syokulife.exblog.jp/24916913/
2016-02-01T07:46:00+09:00
2016-02-02T07:51:25+09:00
2016-02-01T07:45:18+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇橋爪、大澤、宮台『おどろきの中国』
☆池波正太郎『剣客商売』(十一)~(十三)
〇ディケンズ『クリスマス・カロル』
〇橘木俊詔『日本のエリート』
〇栗原康『現代暴力論』
〇桜庭一樹『私の男』
〇村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
〇パット・シップマン『ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた』
〇ハインリッヒ・シュリーマン『シュリーマン旅行記 清国・日本』
〇坂爪真吾『性風俗のいびつな現場』
〇藤沢周平『麦屋町昼下がり』
〇山本雅基『山谷でホスピス始めました』
〇二村ヒトシ『すべてはモテるためである』
注:〇は初読、☆は再読
読み返したくはないけれど一度は読んでおいてよかったと思う本がたまにあります。表題作はその一つになりました。内容以上に文体や言葉選びに惹きつけられます。特に、地縛霊みたいなものが出てくるシーン。底冷えするような静かな恐怖を感じました。]]>
ベン・マッキンタイアー『キム・フィルビー』など
http://syokulife.exblog.jp/24825270/
2016-01-02T07:53:00+09:00
2016-01-04T11:14:19+09:00
2016-01-02T07:53:25+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
☆佐藤優『帝国の時代をどう生きるか』
〇司馬遼太郎『国盗り物語』(二)
☆村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』(上)(下)
〇宮本輝『星々の悲しみ』
〇阿部謹也『「世間」とは何か』
〇出口治明『人生を面白くする本物の教養』
〇斎藤糧三『慢性病を根本から治す』
☆池波正太郎『剣客商売』(八)~(十)
〇ベン・マッキンタイアー『キム・フィルビー』
〇佐々木譲『廃墟に乞う』
☆佐藤優『紳士協定』
注:〇は初読、☆は再読
表題作は、イギリスの上級階級からケンブリッジ大に進んで諜報機関の幹部候補生になりながら、実はずっとソ連側のスパイだったという男性のノンフィクションです。一人の男性の複雑な性格と人間関係を軸にして、第二次大戦と冷戦期を振り返っていく内容に途中から引き込まれました。相変わらずイギリス人の強さとズルさに興味津々です。]]>
プロイスラー『クラバート』、など
http://syokulife.exblog.jp/24729028/
2015-12-02T13:56:00+09:00
2015-12-03T07:51:07+09:00
2015-12-02T13:56:18+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇小関智弘『仕事が人をつくる』
☆有吉弘行『お前なんかもう死んでいる』
〇プロイスラー『クラバート』
〇カート・ヴォネガット『国のない男』
☆中村うさぎ『壊れたおねえさんは、好きですか?』
〇村上春樹『遠い太鼓』
〇網野善彦『「忘れられた日本人」を読む』
〇田辺聖子『女は太もも』
〇ジェーン・スー『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』
☆池波正太郎『剣客商売』(四)~(七)
注:〇は初読、☆は再読
子どもの頃は『ゲド戦記』や『終わりのない物語』などを好んで読んでいたのですが、大人になってからは歴史小説や恋愛小説、たまに警察小説を読むにとどまっています。純粋な物語は村上春樹の小説ぐらいです。
叔父夫妻に熱烈に勧められて読んだ表題作は、ドイツに古くから伝わる魔法使い伝説をもとにした児童文学。ある浮浪児が魔法使いの親方が取り仕切る水車小屋で働くようになり、同輩との友情、恋愛、親方との対決を通じて成長する話です。安直な部分はまったくなく、基本的に暗いけれど陰惨ではありません。読み進むにつれて美しくて豊かな海に静かに深く潜っていくような気分になりました。久しぶりに『ゲド戦記』も読み返してみようかな……。]]>
森岡弘『男の休日着こなし方程式』、など
http://syokulife.exblog.jp/24632538/
2015-11-02T17:26:00+09:00
2015-11-02T17:33:57+09:00
2015-11-02T17:26:42+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇内田樹、鷲田清一『大人のいない国』
〇高峰秀子『にんげん住所録』
〇西研『ヘーゲル・大人のなりかた』
〇藤沢周平『天保悪党伝』
〇森岡弘『男の休日着こなし方程式』
〇白石隆『海の帝国』
〇週刊金曜日『電通の正体』
☆田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』
〇君塚直隆『物語 イギリスの歴史』(上)(下)
☆池波正太郎『剣客商売』(一)~(三)
〇池上彰、佐藤優『大世界史』
〇古事記
〇興梠真紀、早川美穂『しあわせバスタイムレシピ』
☆平川克美『小商いのすすめ』
注:〇は初読、☆は再読
ちょっと昔の日本人顔と体型をしている僕。以前は残念に思っていましたが、最近は「服装を整えるとイケメンよりもオシャレに見える!」と思うようにしています。この平凡な容姿をカッコよく言い換えれば真っ白なキャンバス。服装と表情、姿勢次第で良くも悪くもなるのです。イケメンは何をしてもイケメンに過ぎないので、面白みがなくてかわいそうですね(笑)。
というわけで、図書館で借りてきた表題作などを読んで研究しています。ファッションフリーク向けではなく、僕のような普通の男性向けの指導書なのでありがたいです。同書によれば、Tシャツやシャツは基本的に下着なので、大人の男性はジャケットやカーディガンを羽織るか、少なくとも手に持っているべきだ、とのこと。そして、僕がすぐにでも買うべきは「スウェット生地のジャケット」および「体にフィットしたジーパン」だということも判明。学ぶことの多い本でした。この本自体を買っちゃおうかな……。]]>
阿部謹也『物語ドイツの歴史』など
http://syokulife.exblog.jp/24532882/
2015-10-03T08:56:00+09:00
2015-10-03T08:57:26+09:00
2015-10-03T08:55:48+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
☆村上春樹『羊をめぐる冒険』(下)
〇コナン・ドイル『緋色の研究』
☆中村うさぎ『オヤジどもよ!』
〇中沢孝夫『中小企業は進化する』
〇高峰秀子『いっぴきの虫』
〇阿部謹也『物語ドイツの歴史』
〇唯川恵『霧町ロマンティカ』
☆司馬遼太郎『民族と国家を超えるもの』
〇遠藤周作『さらば、夏の光よ』
〇筒井康隆『旅のラゴス』
〇司馬遼太郎『国盗り物語』(一)
☆田辺聖子『愛のレンタル』
☆中沢孝夫『中小企業の底力』
〇三島由紀夫『新恋愛講座』
☆藤沢周平『はしり雨』
注:〇は初読、☆は再読
表題作は、一橋大学の学長時代は「アベキン」の愛称で親しまれていた故・阿部謹也氏によるドイツ史講義です。ドイツ人とは何か、その国民性はどのように形成されて来たのかを独自の視点で解説しているので、「なぜ難民をたくさん受け入れるのか」や「フォルクスワーゲンの事件はなぜ起きたか」などの疑問にヒントを与えてくれる気がします。エマニュエル・トッド『ドイツ帝国が世界を破滅させる』をあわせて読むと面白いと思います。]]>
池波正太郎『夜の戦士』
http://syokulife.exblog.jp/24424805/
2015-09-01T16:28:00+09:00
2015-09-01T20:08:37+09:00
2015-09-01T16:28:48+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇佐藤優『ズルさのすすめ』
☆高野秀行『アヘン王国潜入記』
☆池波正太郎『夜の戦士』(下)
☆吉田友和、岡田和恵『週末香港&マカオ』
☆田辺聖子『うたかた』
〇西口敦『普通のダンナがなぜ見つからない?』
☆村上春樹『1973年のピンボール』
〇岡田尊司『パーソナリティ障害』
☆村上春樹『羊をめぐる冒険』(上)
〇服部文祥『ツンドラ・サバイバル』
〇下重暁子『家族という病』
〇藤沢周平『凶刃』
〇瀧波ユカリ『オヤジかるた女子から贈る飴と鞭』
☆唯川恵『肩ごしの恋人』
〇開高健『ずばり東京』
注:〇は初読、☆は再読
最近、録画してある『鬼平犯科帳』(フジテレビと松竹の共同制作)を観るのが昼下がりの習慣になっています。フィクションだからこそ細部にまで手を抜かない原作者の姿勢が貫かれていて、他の追随を許さない時代劇ドラマだと思っています。で、表題作を数年ぶりに読み返しました。いわゆる忍者もの。ときどき出てくる人生訓みたいなものにフンフンフーン!と興奮しています。
<では、忍者の生甲斐とは何か。
それは簡単なものである。
おのれの持っている技術と修練を最もよく生かしきって使命を完遂することだ。>]]>
川瀬敏郎『今様花伝書』など
http://syokulife.exblog.jp/24320214/
2015-08-01T15:09:00+09:00
2015-08-03T14:13:02+09:00
2015-08-01T15:09:51+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
以下、先月分の読書録です。
〇中西輝政『大英帝国衰亡史』
〇橋本英樹『お寺の収支報告書』
〇宮城谷昌光『草原の風』(下)
〇蛭子能収『ひとりぼっちを笑うな』
〇本橋信宏『東京最後の異界 鶯谷』
〇藤沢周平『刺客』
〇奥田英朗『噂の女』
☆村上春樹『風の歌を聴け』
〇吉原毅『原発ゼロで日本現在は再生する』
〇田辺聖子『人生は、だましだまし』
☆中沢新一『アースダイバー』
〇芥川龍之介『蜘蛛の糸・杜子春』
〇川瀬敏郎『今様花伝書』
〇石毛直道『世界の食べもの』
☆高村薫『地を這う虫』
☆司馬遼太郎『濃尾参州記』
〇山口真由『努力が99%報われる25のヒント』
☆池波正太郎『夜の戦士』(上)
注:〇は初読、☆は再読
母親の影響なのか、単に加齢のせいなのか、花を見るのが好きになりました。5月末に、年下の友人夫妻宅に遊びに行ったときは、ガラスの器に紫陽花がいけてあって素敵だなと思ったのです。その感動を近所のコーヒーショップで話したら、店長さんが表題の指南書を教えてくれました。さっそくアマゾンで購入。
「なげいれ」の方法を丁寧に飾り気なく、それでいて含蓄ある文章で書かれてあり、夢中で読みました。お手本の生け花は、かわいくてキレイな花というよりも、緊張感のある美しさです。産直で安く買ってきた花で真似してみた(写真)のですが、難しいですね。今月はどんな花をいけてみようかな……。]]>
『エンデュアランス号漂流』など
http://syokulife.exblog.jp/24204573/
2015-07-02T13:51:50+09:00
2015-07-02T13:51:50+09:00
2015-07-02T13:51:50+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』
☆勝見洋一『中国料理の迷宮』
〇富岡幸雄『税金を払わない巨大企業』
☆岡本太郎『自分の中に毒を持て』
〇吉田健一『英国に就て』
〇エマニュエル・トッド『ドイツ帝国が世界を破滅させる』
〇佐藤優『ケンカの流儀』
〇藤沢周平『孤剣』
〇坂口安吾『桜の森の満開の下』
☆田辺聖子『男と女はぼちぼち』
〇青木一郎『40歳からのモテる技術』
〇宮城谷昌光『草原の風』(中)
〇鵜飼秀徳『寺院消滅』
〇清少納言『枕草子』
注:〇は初読、☆は再読
仕事にも日常生活にもほとんど関係ないのに、「イギリス人の強さとしたたかさ(ズルさ)」に興味があります。自分に欠けているものだからこそ惹かれるのかもしれません。父に勧められて読んだ表題作は、20世紀初頭の英国南極探検隊の遭難記。現実から決して目をそらさず、希望を失わず、不屈の精神で生き抜き帰還する様子を詳細に記したノンフィクションです。]]>
『フランス人は10着しか服を持たない』など
http://syokulife.exblog.jp/24089421/
2015-06-02T16:37:00+09:00
2015-06-02T16:38:33+09:00
2015-06-02T16:37:16+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇金子兜太『俳句入門』
〇藤沢周平『用心棒日月抄』
〇団鬼六『一期は夢よ、ただ狂え』
〇小林照幸『熟年恋愛講座』
〇井上靖『あすなろ物語』
〇内山昭一『昆虫料理入門』
〇盛田淳夫『ゆめのちから 食の未来を変えるパン』
〇網野善彦『東と西の語る日本の歴史』
〇上原善広『異邦人』
☆田辺聖子『うつつを抜かして』
☆内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち』
〇高野秀行『未来国家ブータン』
〇湯山玲子『四十路越え!』
〇宮城谷昌光『草原の風』(上)
〇ジェニファー・スコット『フランス人は10着しか服を持たない』
注:〇は初読、☆は再読
社会人1年目のときに岡本太郎『自分の中に毒を持て』を読んで会社を辞めて以来、生き方本やノウハウもの、入門書が好きなのです。読んでいるだけで賢く強く美しくなった気がして、スッキリするからでしょう。自己啓発書を「キャリアポルノ」などと言ってバカにする人もいるようですが、もうちょっと品のある悪口を考えられないものかな……。
先月は話題の表題作を興奮して読みました。おかげでクローゼットの整理ができましたよ。一冊につき1点でも生活や仕事に利することがあれば買って読む価値が十分にあると僕は思います。]]>
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
http://syokulife.exblog.jp/23967259/
2015-05-03T09:31:29+09:00
2015-05-03T09:31:26+09:00
2015-05-03T09:31:26+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇石神賢介『婚活したらすごかった』
☆田辺聖子『言い寄る』
〇P.F.ドラッカー『ネクスト・ソサエティ』
〇井上靖『猟銃・闘牛』
〇上坂徹『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』
☆藤沢周平『夜の橋』
☆田辺聖子『女が愛に生きるとき』
〇内田樹『態度が悪くてすみません』
〇佐藤優『紳士協定』
〇J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
〇オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』
〇名越康文『心がスーッと晴れ渡る「感覚の心理学」』
〇莫邦富『中国全省を読む事典』
注:〇は初読、☆は再読
青春小説として有名な『ライ麦畑でつかまえて』。恋愛小説だと思っていたら、不良少年の放浪記だったのですね。無茶苦茶な行動をしているけれど少年なりの筋があり、それを通すがゆえに社会から隔絶していく。怜悧で破れかぶれな告白調の文体に心惹かれました。]]>
内田樹『街場の文体論』など
http://syokulife.exblog.jp/23860868/
2015-04-03T21:07:22+09:00
2015-04-03T21:07:23+09:00
2015-04-03T21:07:23+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇内田樹『街場の文体論』
〇鈴木砂羽『女優激場』
〇菊地浩之『日本の15大同族企業』
☆太宰治『走れメロス』
☆高橋マキ『ミソジの京都』
〇田辺聖子『古典まんだら』(上)
〇佐藤優『世界史の極意』
〇中村うさぎ・佐藤優『死を笑う』
☆谷川俊太郎『クレーの天使』
〇三砂ちづる『オニババ化する女たち』
☆宮城谷昌光『新三河物語』(下)
〇渡辺祥子『食の映画術』
〇山内進『北の十字軍』
〇赤坂真理『東京プリズン』
☆藤沢周平『霜の朝』
〇鷲田清一『パラレルな知性』
注:〇は初読、☆は再読]]>
西堀栄三郎『ものづくり道』など
http://syokulife.exblog.jp/23731605/
2015-03-01T20:12:00+09:00
2015-03-01T20:23:06+09:00
2015-03-01T20:12:39+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇山田昌弘『「婚活」現象の社会学』
〇中村うさぎ『ショッピングの女王』
〇広岡友紀『西武鉄道』
☆宮城谷昌光『新三河物語』(中)
〇高野秀行、角幡唯介『地図のない場所で眠りたい』
〇池上彰、佐藤優『新・戦争論』
〇西堀栄三郎『ものづくり道』
☆坪井賢一『めちゃくちゃわかるよ!経済学』
〇海老原嗣生『日本で働くのは本当に損なのか』
〇井上靖『おろしや国酔夢譚』
〇宮本常一『忘れられた日本人』
〇日本繊維技術センター『繊維の種類と加工が一番わかる』
注:〇は初読、☆は再読
いつか読みたいと思った本の書名は、小さなメモ帳に書き留めるようにしています。読んだら鉛筆で線を引いて消すようにしているのですが、「読んだ本」よりも「読みたい本」の量が増えるばかり。アマゾンですべて買ったら大変な金額になってしまうし、量に圧倒されて読む気を失いそうです。というわけで、最近は図書館のお世話になっています。3冊ずつ借りて少しでも読んだらリストから消す、よほど面白かったら改めて購入する、という方針です。先月は、科学者・技術者であり、探検家でもあったという西堀栄三郎の本に特に感銘を受けました。]]>
藤沢周平『三屋清左衛門残日録』など
http://syokulife.exblog.jp/23622798/
2015-02-01T21:51:00+09:00
2015-02-02T08:17:20+09:00
2015-02-01T21:51:36+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇澤上篤人『長期投資家の「先を読む」発想法』
☆藤沢周平『三屋清左衛門残日録』
〇黒川博行『後妻業』
☆野村進『千年、働いてきました』
☆宮城谷昌光『新三河物語』(上)
〇井野朋也『新宿駅最後の小さなお店ベルク』
〇三島由紀夫『潮騒』
〇町山智浩『知ってても偉くないUSA語録』
〇佐藤優『帝国の時代をどう生きるか』
〇武田徹『暴力的風景論』
〇遠藤周作『白い人・黄色い人』
☆内田樹『子どもは判ってくれない』
〇高峰秀子『私の梅原龍三郎』
〇井上靖『敦煌』
☆北尾トロ『長く働いてきた人の言葉』
注:〇は初読、☆は再読
ずいぶん昔にNHKドラマで放映していた『三屋清左衛門残日録』。哀愁漂うヒーローぶりに心惹かれて、原作も買って読みました。10年ぶりぐらいに読み返してみると、老いた主人公が思い出す若い頃のシーンが明るく輝くような印象を受けます。ひたすらに美しい日本語です。]]>
佐藤優『創価学会と平和主義』など
http://syokulife.exblog.jp/23496452/
2014-12-31T10:28:00+09:00
2014-12-31T10:29:46+09:00
2014-12-31T10:28:02+09:00
jikkenkun2006
月間読書録
〇角田光代『紙の月』
〇司馬遼太郎『本所深川散歩、神田界隈』
〇谷崎潤一郎『刺青』、『麒麟』
〇佐藤優『創価学会と平和主義』
〇田辺聖子『どんぐりのリボン』
〇楠木建『経営センスの論理』
〇三木雄信『英語は1年でマスターできる』
〇藤沢周平『逆軍の旗』
〇高峰秀子『にんげんのおへそ』
〇水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』
〇内田樹、中沢新一『日本の文脈』
〇福嶋香織『潜入ルポ 中国の女』
☆池波正太郎『夜明けのブランデー』
〇山田昌弘『家族難民』
〇井伏鱒二『山椒魚』
注:〇は初読、☆は再読
敬虔なクリスチャンである佐藤優氏が創価学会および公明党の政治的な存在意義(右派が台頭する自民党政権でのストッパーとしての役割。具体的には集団的自衛権を骨抜きにした実績)を積極的に捉えた新書には感銘を受けました。
<聖書を読まない日、神に祈らない日は、文字通り一日もない。キリスト教徒は、同時に他の宗教を信じることが認められていない。従って、私は当然、創価学会員ではない。また、創価学会に阿る必要もない。
しかし、同時に私は、偏見を極力排除し、創価学会を等身大で理解し、そこから学びたいと思っている。それは、私の理解では、創価学会が生きている、ほんものの宗教だからである。(中略)
本書を上梓するにあたって「創価学会について書くと、余計な敵を作ることになるので、止めた方がいい。職業作家としてマイナスになる」という忠告を数人の友人から受けた。しかし、敵を作ることよりも、真実を書かないことによって戦争への道を加速することの方を私は恐れる。>(同書あとがきより抜粋)
この本を読んで創価学会への心理的な距離感が縮まったわけではありませんが、佐藤氏の文章には知識人・思想家としてのひたむきな理想追求を感じます。カッコいいです。個人的には、公明党の他にも有力な中道左派政党があってほしいと思いました。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/